醤油発祥の地、和歌山県湯浅において、醸造の伝統を継承したたまりは、
国産大豆・小麦を原料とし、1年3カ月以上丹念に熟成させ、仕上げに赤松の
薪をくべた和釜で、半日かけてじっくりと炊き上げ、熱処理をしています。
まろやかでコクの深い、天然本醸造の濃口醤油です。
国産の特級品を原料とし、2年以上丹念に熟成させました。
香り豊かな芳醇とした醤油です。
圧搾も加熱もせず、麹が原料を分解してできた汁のみを取り出す、
人の手を全く加えていない醤油です。
酵母の影響で通常の醤油に比べ少し濁った色になることから名付けられた「濁り醤」は完成までに約10年を要しました。
原料処理は原則として“寒の時期”から始め、熟成、仕上げを経て出荷に至るまで、約1年半の歳月を要す。
醤油本来の“味”、“香り”、“色”を醸し出すのには、原料の厳選と共に、創業時(天保12年)より醤油を造り続けてきた仕込蔵に生息する酵母菌(蔵酵母)の存在が不可欠の条件である。